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みんぎりまわり

令和3年度

3月 佐藤千鶴子 先生

 私は、朝と夕方の保育を担当させていただいています。新年早々になんと人のコートを間違えて着て帰り、帰っても気が付かないという失敗をしてしましました。相手の人には寒い思いをさせてしまし、本当に申し訳なかったです。
 人は誰もが間違いをすることはあるけれど、特に年齢を重ねると要注意です。それと、間違いをしてしまったとしても、その後の対応次第で被害を最小限にくい止められる事も痛感しました。私にとっては、気の引き締まる良い経験でした。
 大切な子ども達の命を預かる保育園では、保育士が子ども達の成長を見守り、怪我や事故にならないように細心の注意をはらって保育をしています。それでもたくさんの子ども達を保育していると、転んでケガをしたり噛みついたり、噛みつかれたりで子どもにとって怪我はつきものです。私が子育て中に少々の怪我は、小さいうちに経験させた方が良いと小児科の先生が言っておられました。転ぶことによって反射的に手を出して転び方が上手になるので、顔面を打ったり、骨折したり等の大怪我が少なくなると言う事でした。その事を聞いてからは、少々の怪我は転び方を学んでいるのだ。痛さを知って色んな事を学んでいるのだと思っていました。
 子育てをしていく上で大切な事は、人それぞれの価値観で多様だと思います。でも、共通することは子ども達の命であり、将来自分で考え選択して自分で生きて行く力のように思います。子どもは小さいけれど人格を持っています。個性も豊かで大人と同じです。小さいからと甘やかし過ぎたり、思い通りにしようとしたりせずに、一人の個性ある人間として付き合えたら楽しいし面白いです。
 今、学校や社会では理不尽ないじめやモラハラ等が社会問題となっています。小さい時からしっかりコミュニケーションをとり、子どもの様子に違和感を感じたらその子どもを信頼し、全面的に味方になれたら良いと思っています。
 
次は、副園長 岩本旭代先生です。 

社会福祉法人久世西福祉会
くぜにしこども園
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