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みんぎりまわり

令和4年度

8月 笹原由三子 先生

 少し前になりますが、昔の教え子から一通の手紙が届きました。2~3年に1度くらいで年賀状のやり取りはあったものの、手紙なんて・・・どうしたんだろうと。ドキドキしながら開封しビックリ。『結婚しました』との報告の手紙に嬉しくて気がつくと、読みながら涙がこぼれていました。お相手の旦那様も、当時同じクラスで一緒だった男の子。コロナ禍で式は挙げていないけれど、結婚し一緒にアルバムを見返し、懐かしくて手紙を書いてくれたのでした。私も納戸から、当時の物を出してきて写真を見て懐かしみ、2人の小さな頃のエピソードを添えて返事を書きました。
 その頃の私は、幼い2人の子どもを育てながら仕事をし、毎日必死な時でした。バタバタの日々の中、毎日色々と絞り出して書いていた育児日記。教え子達からもらった手紙等、ついつい読み返しあっという間に気が付けば3時間以上経っていて、慌てて片付けをしました(笑)。忙しくて日々育児日記やおたよりポストを書くのって当時は大変で、時には苦痛な時もありましたが読み返すと、とても大切な宝物になっていました。
 今は、アプリやSNSなどで、何でも残せる時代ですが、その時の様子が文字に表れる日記や手紙の”温かさ”に触れたひと時でした。子育て真っ最中の保護者の皆様も、子ども達が大きく成長した時に、一緒に読み返してきっと楽しめるであろう育児日記やおたよりポスト。毎日大変だと思いますが、ふとしたエピソードをぜひ書いて見て下さいね。
 
次は、重野みな 調理師です。 
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