私と主人の共通の趣味は釣りです。独身の頃は全くと言っていいほど興味がありませんでしたが、主人が私の地元である福井県に週末になると訪れていて、そこで知り合い、一緒になりました。主人は特に渓流釣りが好きで、雪解けの二月に解禁となると毎週のように川に入って釣りをします。釣りをすると一言で言っても、本流と支流とでは全く楽しみ方も違うようで、私には今一つ？？？な部分もあります。
　私は基本的には食べる専門といいましょうか・・・私自身はタコ釣りにハマって、天気がいいと漁港に連れて行ってもらいます。テンヤという仕掛けをつけ海底に沈め、上下に動かすと餌と勘違いしたタコが仕掛けに食いつき一気に引き揚げるという私のように素人でもなんとか釣れる方法です。タコは大体秋から冬に多く連れて行ってもらいますが、主人の渓流釣りは春にはヤマメやイワナ、アマゴが釣れるし、夏になるとアユがたくさん釣れます。
　大きいサイズが釣れると主人は嬉しそうに写真を撮ってＳＮＳに載せたりしていますが小さめが釣れた時のほうが私は嬉しくなります。なぜかというと、塩焼きや煮付けもおいしいですが素揚げにして骨まで食べるのが好きだからです。私の食べる話はこれくらいにして・・・
　ここ数年、地元の漁協の方を手伝って稚鮎の放流を行うのですが今年は新型コロナウイルスの影響で地元へ帰れませんでした。今はまだ休日に遠出することもできずお家でもやもやする日が続いているので一日も早く収束することを願うばかりです。それと同時にお家でできる新しい趣味を見つけようと模索中です。

次は、前嶋美和先生です。