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みんぎりまわり

令和3年度

2月 馬越奈緒子 先生

 「笑う門には福来る」ということわざがあります。いつも明るく笑って過ごせればいいのですが、中々笑ってはいられないのがこの世の中です。不安や心配が常に付きまとい、慌ただしく過ぎていく中で笑顔になれる暇がないのかもしれません。
 子育てにも本当にたくさんの心配事があります。小さい頃は食べてくれない、寝てくれない、泣き止んでくれないなど、どうしてあげればいいのか分からず親も悩んでしまいます。それでも、そんな時こそまず笑ってみませんか。笑顔になる事で子どもは安心できます。そしてお父さん、お母さんの気持ちも軽くなります。その繰り返しによって安らぐ気持ちが増えてくるように思います。
 私は、今年0才児の担任となりました。4月入園した頃は知らない場所、知らない保育士の中で不安で泣く事しかできない子どももいました。けれど笑顔で迎えていくうちに少しずつ安心してくれるようになりました。安心できるようになると、子ども達からも笑顔が見られるようになり、私達も嬉しい気持ちになりました。何よりお母さん、お父さんがホッとするのではないでしょうか。今ではどの子ども達にも笑顔が見られますが、様々な体験をしていく中でこれからもたくさんの壁にぶつかるでしょう。それでも子ども達の1歩1歩の成長を笑顔で見守っていくことで、それらを乗り越えていけると願っています。
 とにかく、まずは私自身が笑顔になれるように、鏡の前で笑ってみようと思います。

次は、佐藤千鶴子保育士です。 

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