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みんぎりまわり

令和3年度

4月 犬童佳苗 先生

 昨年の12月に、飼っていたうさぎのアンディが永眠しました。
 うさぎの寿命は8年位と聞く中、アンディは13才。人間でいうと80才を超えるおじいちゃん。大往生だったのですが長い間一緒にいただけに喪失感は大きく、家族皆アンディロスを引きずっていました。
 そんなある日。日用品を買いにコーナンへ行ってみるとそこにはペットコーナーが。可愛い子犬、子猫、お魚、小鳥たちが並んでいました。何気なく見ていると目が合ってしまったんです。真っ白なセキセイインコと、きれいなグリーンと黑の模様のセキセイインコ。「連れて帰って♡」と言わんばかりの可愛い目に負けてしまい・・・新しい家族として2羽とも連れて帰りました。
 真っ白の子がハッピー。グリーンの子をリュイと名付け、私はハッピーちゃん、リュイ君と呼び可愛がっていたのですが、何故かリュイ君、私が「リュイ君おいで」と手を出すと「ぎぎぎ!」と怒って来てくれなくなったんです。他の家族が「リュイおいで」と手を出しても怒らないのに何故?とショックな私。何とか仲良くなろうとリュイ君にアタックするのですが溝は深まるばかり。
 そんなある日、リュイ君の元気がなくなり、わらの巣でうずくまっていることが多くなりました。病気になったのかと心配しながら様子を見ていると、リュイ君のお腹の下に白い丸い物がひとつ。卵を産んでいたんです。・・・リュイ君女の子だったのね!!卵はすぐにリュイ君いえ、リュイちゃんが割ってしまいましたが、私とリュイちゃんはすっかり仲良くなりました。呼び方を「リュイちゃん」に変えたら怒らなくなったんです。「私は女の子よ!」という訴だったのかはわかりませんが、かまってちゃんのハッピー君とちょっとクールなリュイちゃん。今ではすっかり家族の一員となって、私たち家族に癒しを与えてくれています。

次は、島村良子先生です
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